この敗戦は更に成長するための天からの贈り物
さきほど、昨日行われた 総体県予選決勝、野洲高校vs草津東高校の動画をupしました。 悔しいシーンが「これでもか」というくらい連続しているので昨日の敗戦のショックから立ち直っていない方は見ない方が良いかもしれません。
昨晩日本代表が敵地でウズベキスタンに勝ってW杯行きを決めてくれたので少し元気が出て動画の編集が出来ました。
今年に入って初めてのゼロ封の負け試合ということで、動画ナシというのも考えたのですが、昨日、試合後に野洲イレブンが観客席の前に整列をして恒例の「挨拶」の様子を間近で見て、今回はなるべくたくさんのシーンを掲載しようと思いました。
整列した選手は皆、顔を真っ赤にして悔しさで表情がゆがんてました。
その中で、卯田主将が「今日は応援ありがとうございました。今日は負けてしまいましたが、これからも頑張っていくんで応援よろしくお願いします。 礼!」という具合にしっかりとした挨拶を行ったので、卯田主将のメンタルの強さを再認識しました。 そして、整列が解けて、各自が控え室に戻る中で、卯田主将が大きな声で言いました。 言ったというより叫びに近い力のこもった声で、
絶対に忘れるんじゃねーぞ、絶対に忘れるなよ!!!
卯田主将の表情には悔しさと怒りがにじみ出ていました。 怒りは恐らく自らに向けてのものでしょう。
2年前の総体予選の時に綾羽高校のに敗れて以来の県内無敗記録はストップしました。 その間、
2007選手権 対守山北
2008新人選 対守山北
2008総体予選 対守山北
2008選手権 対綾羽
2009新人選 対草津東
と、5つの県内タイトルを獲得し滋賀県王者に君臨し続けました。 そして、決勝戦の対戦相手は同じように、「負けた悔しさ」を胸に刻み込んで次の野洲戦に挑んできます。 今年の新人戦で0:1で惜敗した草津東もその時に「次は絶対に勝つ」と心に誓ったに違いありません。 昨日の草津東は、その気持ちがひしひしと伝わってくるような素晴らしい戦いをしました。
今年のチームは、まだ県内ではタイトルがかかった試合で「悔しい思い」を経験したことがありませんでした。まぁそれだけ強かったということなのですが、今回、その気持ちを初めて味わったわけです。
この悔しさというのは実際にその立場になってみないとわからないものです。 勝った側が「負けた方は悔しいだろうな」と思うのとはまるで違います。 今回、実際に野洲イレブンが、
絶対に忘れるんじゃねーぞ、絶対に忘れるなよ!!!
という経験をしたことは、このチームが更に上を目指す上では大変貴重なことだと思います。 私のようなファンは、「前半の最初から後半のような気迫で戦ったら勝てたかも」などと好き勝手言いますが、まさに、それが出来るかどうかというはこういう経験をしたことがあるかないかにかかってくるような気がします。 敗戦の代償(全国大会にいけない)も非常に大きいものですが、今年のチームは逆境を乗り越えて強くなっていくチームだと思います。 この敗戦を必ず糧にして更に大きく成長してくれると思っています。
卯田主将の言葉ではないですが、このような貴重な悔しい気持ちを絶対に忘れないために、今回はたくさんのシーンを残しておこうと思いました。 当サイトの方針と合いませんが、草津東の得点シーンも入れることにしました。 この得点は本当に素晴らしいです。 その展開といい、シュートの思いっきりの良さ、そしてここしかないというところに蹴りこんだシュート。 これをやられたら仕方ないという素晴らしい得点でした。 得点者の上坂選手は内輪では「クサヒガのドログバ」と呼んでいますが、まさにドログバのような素晴らしいシュートでした。 8分を超える長編となっています。後半の最後20分ほどは一方的に野洲が攻め続けて、非常に惜しいシーンもいくつかありましたが、草津東の最後までブレないきっちりとしたカバーやここぞという時に足が一歩速く出る集中力は素晴らしかったです。 野洲の攻撃も、草津東DFがうじゃうじゃと密集するペナルティエリア内での細かい崩しなどは野洲の真骨頂をみるような感じでした。 試合の後半の怒涛の攻防は観る人の胸を打つものでした、恐らく、観戦した方は「いい試合だった」と思ったに違いありません。
どちらが強いとかどちらが劣っているとかそういうレベルではなくて、全てが高いレベルの素晴らしい試合でした。 勝敗はサッカーの神様が決めたのでしょう。 野洲ファン目線では、、「前半の最初から後半のような気迫で戦ったら。。。とか あのハンドの判定は。。」とかいろいろとありますが、全てを包括しての勝負運で草津東が上回ったというところかなと思います。
強い草津東が復活し、野洲VS草津東というライバル関係が戻ったことは滋賀県サッカーにとっても野洲高校にとっても良いことだと思います。 次は、野洲がリベンジに燃えてチャレンジします。 次が本当の王者を決める試合となるのかもしれません。
この敗戦から精神的に立ち直るのには時間が必要だと思いますが、「この敗戦も更に上を目指す意味では捨てたもんじゃない」と考えて切り替えていって欲しいと願っています。 来週からプリンスリーグが再開され、更には近畿大会と続けて公式戦が待ち構えています。 プリンスリーグはガンバ大阪、セレッソ大阪という格上の非常に強いチームとの対戦となり、結果を出すのは非常に厳しいと思われますが、全力で野洲のサッカーをすれば勝機も出てくると思います。
頑張れ野洲高校
そして、
頑張れ草津東 at 総体
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コメント
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おつかれさまです。僕はメンタル弱いので、早めに退散してしまったので、卯田キャプの絶叫を聞くことはありませんでした。。。もともと技術は確かなチーム、風通しもよさそう。そしていつも力を出し切ることにおっくうではない。このチームが悔しさというバネを手に入れたということでしょうか。選手のみなさんは1度しかない高校3年生の総体で非常に辛い思いをされているでしょうが、これを糧とできる力があると思っています。なんともまとまらない文章ですが、今後の選手のみなさんの一層の奮闘に願っています。
トラックバックありがとうございました。
Comment by さざなみ — 2009年6月7日(日曜日) @ 22時22分04秒